環境再生医 資格認定講習
〜オンライン開催〜
SDGs視点の環境資格講習
「自然環境」と「自然とヒトの関係」の再生を目指す
SDGs視点の環境資格【環境再生医】
環境再生医とは
認定NPO法人「自然環境復元協会」が制定した資格制度となり、
環境省「環境人材認定事業」登録資格です。
2003年から始まり、現在約6000人の方が、日本だけでなく世界でも活躍しています。
専門家だけでなく、市民から企業人まで幅広い方が対象となり、
仕事や地域やコミュニティの中で、いろいろな形で【自然と人をつなげる人材】、
それが環境再生医です。
皆様のご活動の信頼性をさらに高めるものとして、新たに活動を始める第一歩として、
「環境再生医」をご活用ください。
※環境再生医は環境省「環境人材認定事業」登録資格です。
(環境省サイトへリンクします。ただし古い情報もありますので、詳細はこのページにて確認ください)
資格認定講習とは
持続社会には「環境との共生」が必須です。本講習は、そのための資格取得を兼ねた勉強会です。
テキストと講義にて、環境共生の『基礎知識』と『活動ポイント』を実践的に学んでいただけます。
また試験に合格することにより「環境再生医」として認定されます。
環境分野の経験に関わらず、企業人でも個人でも、どなたでも受講可能です。
2024年度 環境再生医 資格認定講習
(オンライン開催)のご案内
講習期間 2025年1月11日(土)〜1月31日(金)
申込締切 2024年12月6日(金)
講習の特徴
●1、「0から」学べる
環境倫理、生物多様性、環境法令、保全再生技術、活動実践ポイントなど、環境保全に必要な基礎知識を分かりやすくまとめて学べます。
●2、「3週間、24時間、何回でも」受講可能
講習は、配信期間中の3週間、24時間いつでも、何回でも受講可能です(テキスト試験とワークショップは日時指定あり)。
●3、「暗記不要」の試験
テキスト、ノート、資料など、自身の勉強ツールを使いながら解答いただけます。また講習やレポート試験は時間制限はありません。
●4、「全国とのネットワーク」が作れる
受講者は全国より集まりますので、いろいろな地域での活動や実践者とのネットワーク作りが可能です。
●5、「3コース」から選べる
受講目的や環境経歴に応じて「3つの講習コース」があります。
講習コース
受講目的や環境経歴に応じて、以下の3つの講習コースがあります。
【初級】 基礎コース
どなたでも受講できます。
環境の保全と再生に必要な基礎を学び、活動への一歩を踏み出すコースです。環境保全について「基礎から学んでみたい方」に向けたコースとなり、環境経験に関わらずどなたでも受講できます(ただし18歳以上)。
コース概要(受講料1万円)
まず、初級講習で環境の保全と再生に必要な基礎を正しく学びます。試験合格者には環境再生医「初級」資格を認定します。 そして資格取得後は、勉強会(オンラインやフィールド) 等で学びを続け、活動への一歩を踏み出していただくコースです。また取得後のオプションとして、中級や上級を目指していただくことも可能なコースです(初級取得者特典あり)。
【中級】実践者コース
環境再生医資格の取得が初めてでも受講可能です。
環境の保全と再生の実践ポイントを学び、活動を進めるコースです。「活動を実践したい方」「学び直したい方」「活動をさらに展開したい方」に向けたコースとなり、分野に関わらず、環境保全に関する実務経験(※2)5年以上の方が受講できます。また本協会が中級受講に適切とする環境資格(※3)保持者の方も受講できます。
コース概要(受講料2万円)
まず、中級講習で環境保全・再生活動の実践に必要な基礎知識を学びます。試験合格者には、環境再生医「中級」資格を認定します。そして資格取得後は、勉強会(オンラインやフィールド)等でブラッシュアップいただきながら、活動を進めていただくコースです。
【上級】育成者コース
環境再生医資格の取得が初めてでも受講可能です。
これからの環境人材の育成者を目指すコースです。すでにお持ちの能力を活かして「次世代や他組織を支援する立場で活躍したい方」に向けたコースとなり、環境保全に関する団体において、その代表やプロジェクトリーダーなどの立場で組織運営や人材育成等の実務経験(※2) 5年以上の方が受講できます。
コース概要(受講料3万円)
まず上級試験にて、環境再生医制度で求める環境人材を育成する能力について確認させていただきます。試験合格者には、環境再生医「上級」資格を認定いたします。そして資格取得後は、環境再生医初級者や中級者に向けた勉強会(オンラインやフィールド)等で、講師やアドバイザーなどとしてご活躍いただきながら、育成力をさらにブラッシュアップいただくコースです。
※2、「実務経験」は下欄をご参照願います。
※3、「本協会が中級受講に適切とする環境系資格」は下欄をご参照願います。
カリキュラム(一部)
環境再生医で重要としている【自然と人の関わりの再生(回復)】について、テキスト・講義・ディスカッションなどを通して、じっくりと考えていただく講習です。受講級(コース)によって扱う内容が変わりますので、詳しくは受講要項をお取り寄せください。
●テキスト(126ページ・受講者自習)
自然環境保全に必要な基礎知識をギュッとまとめたテキストです。
各自で自習の上、テキスト試験に臨んでいただきます。
・自然環境思想の変遷
・地球環境問題
・国際的枠組みと法的枠組み
・農山村における自然環境再生
・陸水域・海域沿岸における自然環境再生
・都市における自然環境再生
・地域コミュニティの醸成方法
・環境学習のあり方
・活動主体とそのリーダーのあり方
●講習(オンデマンド配信)
2〜6講義を通し、活動ノウハウや実践ポイントを大学教授や専門家から分かりやすく学びます。
受講級(コース)によって講義数や内容が変わりますので、詳しくは受講要項をお取り寄せください。
講習テーマ(一例)
・自然と人との関わりについて
・地域の自然・歴史・文化・生活について
・ファンドレイジングについて
・ステークホルダーについて
・合意形成について
・生物多様性について
・これからのSDGsについて
●ワークショップ(オンラインLIVE参加)
グループディスカッションにて視野を広げ理解を深めます。
全国から参加する受講者と情報交換やネットワークも作れます。
テーマ(一例)
・各地での自然と人との関わりの回復(再生)について
・立ち位置の確認
・活動の始め方について
・今後の方向性について
・全国の活動事例について
・ネットワーク作り、情報交換
期日・受講級・締切
●期日
2025年1月11日(土)13:00 〜 1月31日(金)17:00
①「講習(動画配信)」は上記期間中いつでも受講可能
②「テキスト試験(60分)」は日時指定あり
(※テキストは自習形式です。テキスト試験用の講習や動画はありません)
・日程 1月12日(日)13:00〜14:00(60分)
③ レポート試験「ワークショップ」も日時指定あり
・日程 1月18日(土)19:30〜21:30
●会場
オンライン開催
●開催級(受講料)
・「初級」基礎コース (1万円)
・「中級」実践者コース(2万円)
・「上級」育成者コース(3万円)
※合格者は別途「認定・登録料 5,000円」が発生します。
※原則ご入金後の返金不可となります。
●申込締切
2024年12月6日(金)
開催スケジュール
テキストは試験日までに受講者が自習し、『テキスト試験』を受ける形です。
(講習では「テキスト学習用の動画」や「テキスト試験用の動画」はありません)
試験内容・問題例
●初級
(1)公式テキスト試験「初級編」
35〜40問(択一式、多肢選択式)、60分
※問題数は設問難易度により決定
※テキスト参照可
・テキストは受講者にてご用意いただく形です。
・テキストは講習前(試験日まで)に自身で学び、『公式テキスト試験』を受ける形です。
(講習の中での「公式テキスト試験用の動画配信」はありません)
(2)基礎講習の受講
200〜300字程度の感想等の提出
(3)レポート試験「初級編」
課題に添ったものを締切までに提出
(400字以上800字以内)
●中級
(1)公式テキスト試験「中級編」
25〜30問(択一式、多肢選択式、記述式)、60分
※問題数は設問難易度により決定
※テキスト参照可
・テキストは受講者にてご用意いただく形です。
・テキストは講習前(試験日まで)に自身で学び、テキスト試験を受ける形です(テキスト試験用の動画はありません)。
(2)基礎講習の受講
200〜300字程度の感想等の提出
(3)実践講習試験
2問(記述式)
課題に添ったものを締切までに提出
(4)レポート試験「中級編」
課題に添ったものを締切までに提出
(800字以上1200字以内)
●上級
(1)公式テキスト試験「上級編」
25〜30問(択一式、多肢選択式、記述式)、60分
※問題数は設問難易度により決定
※テキスト参照可
・テキストは受講者にてご用意いただく形です。
・テキストは講習前(試験日まで)に自身で学び、テキスト試験を受ける形です(テキスト試験用の動画はありません)。
(2)上級講習試験
5問(記述式)
課題に添ったものを締切までに提出
(3)レポート試験「上級編」
課題に添ったものを締切までに提出
(1200字以上1600字以内)
(4)プレゼンテーション試験
・自活動についての発表(約20分)と質疑応答
・自活動に関する「論文・報告書・掲載記事」などのコピー(1点)の提出
※第三者的評価を確認するため、過去5年以内に自らまたは共同で発表、投稿、提出した論文や報告書、または新聞、雑誌、機関誌などの掲載記事のコピー(1点)を提出いただきます。
公式テキスト
本講習では以下「第3版」を使用します。
環境保全の基礎やポイントがまとめて学べます。
●テキスト試験
テキストは事前に受講者にてご用意・自習いただき、テキスト試験に臨んでいただく形です(テキスト試験用の動画等はありません)。
●テキスト自習関連ビデオ
ただ今、テキストの入口をちょっと勉強する「録画ビデオ(全3回)※」を公開中です。テキスト自習への「準備体操」のような内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
※録画ビデオはこのページの一番下にあります。
・タイトル:環境再生医 第3版
・発行所:環境新聞社
・発行日:2015年8月10日
・ISBN:978-4-86018-300-4
・価格:1,760円(税込)
●テキストのご購入
以下よりお求めいただけます。
※Amazon販売ページへ移動します。
受講料・受講資格
※1、合格者は別途「認定・登録料 5,000円」が発生します。
※2、「実務経験」は以下をご参照願います。
※3、「本協会が中級受講に適切とする環境系資格」は以下をご参照願います。
※4、すでに環境再生医の他の級をお持ちの方は、受講料が1万円引き、上級受講の場合はテキスト試験免除となります。
●実務経験
① 実務経験とは、分野は問わず、環境保全関連の実務や活動(企業・団体・研究機関・教育機関・行政・NPO・市民活動団体など)に従事した期間を指します。
② 従事した形は、有償(社員・職員など)、無償(ボランティアなど)を問いません。
③ もし経験が継続していない場合は、従事した期間の合計が所定の期間に達していることが必要です。なお、実務経験の合算は可能ですが、時間的重複はできず、実際の経過年数とします。
④ 環境保全配慮型の農業、林業、酪農、漁業などの第1次産業従事も実務経験とみなします。
⑤ 2年制以上の環境関連学校(学部・学科を含む)を卒業した方は、2年の実務経験を有するとみなします(在学期間に関わらず)。ただし、大学院の場合は在学期間を実務経験期間とみなします。
●本協会が中級受講に適切とする環境系資格
・技術士(部門:資源工学、建設、上下水道、衛生工学、農業、森林、水産、応用理学、生物工学、環境、原子力・放射線)
・ビオトープ管理士( 1・2級)
・樹木医
・自然再生士
・生物分類技能検定(1級、2級)
・造園技能士(1級、2級)
・造園施工管理技士(1級、2級)
・園芸装飾技能士(1級)
・森林インストラクター
・気象予報士
・エネルギー・環境マネジャー(レベル3・4)
・環境計量士(濃度)
・土地改良換地士
・土壌環境監理士
・土壌汚染調査技術管理者
・公害防止管理者(大気、水質、ダイオキシン類、公害防止主任管理者)
・臭気判定士
※他資格についても検討可能ですので、以下の「受講要項請求フォーム」よりお問い合わせください。
合格率・受講者層
環境再生医で重要としている『自然と人の関わりの再生(回復)』について、講義ビデオや公式テキストなどを通して、じっくりと考えていただく講習内容としております。
また近年の特徴として、受講者層の中心が20〜40代、そして多様な職業や立場の方々に参加いただく講習会となっています。
●合格率(近年平均)
・初級 89%
・中級 98%
・上級 90%
●受講者の業種(一例)
サービス業(非環境系)、製造業(工業系)、金融業、公務員、流通業、造園業、市民団体、情報通信業、製造業(食品系)、福祉団体、農林漁業、商社、廃棄物処理業、卸小売業、教育機関、経営コンサルタント、建設業、教育機関、エネルギー業、サービス業(環境系)
●受講者の声
・多様な講義がどれも予想以上に興味深く、非常に勉強になりました。
・公式テキストで環境保全の基礎が効率的に学べるので、とても有意義でした。
・環境保全について多面的に学べたので、すぐにでも活動に活かしたいです。
・環境保全はいろいろな立場や方法で活動できることが分かり、今後の関わり方が広がりました。
・様々な業種や年代の方々とのディスカッションが、改めて自分を見直す大変よい機会になりました。
資格取得者の声
環境再生医の皆さまに、取得理由や、資格をお仕事やご活動でどのように活かしているのか、また、取得メリットや取得後の変化などを伺いました(下の画像をクリックしてください)。
●「○○×環境」で活動の幅が広がりました。
●環境への取り組みを見える化しました。
●「環境再生医」のネーミングがポイントです。
動画公開中・
テキスト「プチ勉強会」〜自習前の「準備体操」
資格認定講習で使用する「テキストの入口」を、ちょっと勉強する録画ビデオです。テキスト自習への「準備体操」のような内容にもなっています。受講有無に関わらず、環境保全に興味ある方も、ぜひ一度覗いてみてください。(全3回・勉強会にて)
※ご注意
・この動画は「試験対策講座」等ではありません。
・内容は試験の「出題対象」ではありません。
●プチ勉強会で取り上げている内容
◎なぜテキストで「この項目」を取り上げているのか。
◎どのようにテキストと向き合うと「より理解が深まる」のか。
◎テキスト項目と実際の活動について など。
●アーカイブ公開中(全3回)
◎第1回「なぜ思想や法律を学ぶのか?」
◎第2回「なぜ不自然な自然を学ぶのか?」
◎第3回「なぜ地域コミュニティを学ぶのか?」
※左記よりご視聴ください