プロジェクトのはじまりと目的

 環境再生医制度は、多くの学術・活動団体の支持と協力のもと、環境再生の現場で活躍する実務・活動者等を全国に増やし、継続的に育成および支援することを目指し、2003年度に樹立したものです。

事業の概要

①環境再生医資格認定講習

 分野に拘らず受講可能な、資格取得を兼ねた講習会を開催しています。公式テキストに関する試験と、環境保全に関する講義を行い、これらに合格することにより「環境再生医」として認定され活躍することができます。

②認定校制度

 全国の大学などの教育機関と協働し、環境保全の知識と行動力を備えた「未来の環境人材」を、社会に広く輩出しています。対象学部は、環境系はもちろん、土木や建設、そして文科系にも広がっていることが特徴です。

③継続学習

 資格取得後の活動拡大と継続のため、勉強会、ネットワーク、関連情報などを提供しています。特に環境再生医で重視している「自然と人の関わりの再生」を重視した学びを進めています

活動年表

年度 活動概要
2003・環境再生医制度事業の開始。
・第一回目の環境再生医 資格認定講習会の開催。
  
  ▲  講習会風景
2004・「認定校制度(正式名称:環境再生医初級資格認定 委嘱認定校制度)」の開始。
 常葉大学(当時名:富士常葉大学・静岡県)が初代認定校となる。
・全国の環境再生医の活動を「環境再生事例」として紹介開始する。
2005・環境再生医資格取得者が1,000名を超える。
・環境再生医公式テキスト
 「『環境再生医』第1版〜環境の世紀の新しい人材育成を目指して」が発刊される。
  
2007認定校制度登録累計機関が15校(学部等含む)となる。
2008・環境再生医資格取得者が2,000名を超える。
・環境再生医公式テキスト「第2版」が発刊される。
  
2010認定校制度登録機関数が累計35校(学部等含む)となる。
環境再生医資格取得者が3,000名を超える。
2011全国の環境再生医の活動をまとめた書籍「写真で見る自然環境再生」を
自然環境復元協会20周年記念として発行する。
  
2013・環境再生医資格取得者が4,000名を超える。
・認定校の実習受託事業を開始する。
  
  ▲  実習風景
2015・認定校制度登録機関数が累計45校(学部等含む)となる。
・環境再生医公式テキスト「第3版」が発刊される。
  
・全国の環境再生医の活動を「環境再生事例」としてニュースレターに掲載開始する。
  
2016環境省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省管轄の
人材認定等事業」に環境再生医事業が登録される。
  
2017・環境再生医資格取得者が5,000名を超える。
・認定校の研修受託事業を開始する(拓殖大学・東京テクニカルカレッジ等)。
 
 ▲企業研修風景
2019認定校にて学外講師として特別講義を行う。
(拓殖大学・東海大学・龍谷大学、東京農業大学、東京テクニカルカレッジ等)
2020認定校制度登録機関数が累計50校(学部等含む)となる。
・環境再生医資格取得者が約6,000名となる。
・初の出前校内資格認定講習会を認定校(常葉大学・静岡県)にて開催する。
・環境再生医 資格認定講習会を初めてオンラインにて開催する。