10/23(水)オオタカ問題シンポジウム in 東京

~環境再生医(上級)の方がご出演されるイベントのご紹介です。皆さまのご参加をお待ちしています~

『オオタカ問題シンポジウム~オオタカをどうするか』

環境省は、種の保存法にもとづいて国内希少種に指定されているオオタカの指定解除の検討をはじめる、としています。これは、近年、個体数が十分回復したためという理由によるものです。しかし、オオタカの個体数が増加したとするならば、それは「猛禽類保護のすすめ方」などにもとづいて関係者がオオタカの保護に努めてきたことや、環境影響評価で生態系の上位種が大切であることの認識が増してきたことなどによるものであり、同時に保全対策技術が向上してきたことも大きな要因と考えられます。それにともなってオオタカは自然保護のシンボルともされ、オオタカの棲む街づくりの動きもみられるようになっています。これはオオタカを大事にしようとする動物観が育まれてきたことによるものでもあります。指定種の解除によって、このような動きが消滅して、個体数が再び減少することが危惧されます。さらに、指定種の指定や解除には科学的なデータが必要であることは言うまでもありません。このようなことから、今般、この問題について幅広く議論する場が必要であると考えて、シンポジウムを開催することとしました。

■日時  2013 年10月23日(水)18:00~21:00

■会場  明治大学駿河台キャンパス リバティタワー地下1階1001 教室(御茶ノ水駅から徒歩3 分)

■入場無料

■演者・演題

中島 慶二(環境省 自然環境局野生生物課長)~種の保存法と指定種について

金井 裕(公益財団法人日本野鳥の会 参与)~オオタカの生態と 生息状況

亀山 章(公益財団法人日本自然保護協会 理事長)~オオタカ保護と動物観

辻村 千尋(公益財団法人日本自然保護協会)~オオタカ保護制度のあり方

春田 章博(公益社団法人日本技術士会元理事、環境再生医上級)~オオタカの保全対策技術の進歩

NPO 法人NPO さとやま~地域環境の保全とオオタカ

■申込先

明治大学 農学部  倉本 宣  kura@isc.meiji.ac.jp

・mail にて「①お名前(ふりがな),②所属,③E-mail」をお知らせ下さい。

・締切 10/18( 金) ※先着200 名

▼イベント詳細は以下のチラシをご確認ください
オオタカ問題シンポジウム