第2回環境再生シンポジウムin IRUMA
日時:2016年6月4日(土)~5日(日)
開催地:入間市市民活動センター、加治丘陵さとやま計画地
現在の環境再生にかかわる状況を確認し、今後の環境再生のあり方について展望することを目的に、埼玉県入間市にて第2回環境再生シンポジウムが開催されました。
1日目には、山梨県の道志村で薪ボイラーを軸とした木材利用の取り組みをおこなっている大野航輔の講演や、入間市で環境再生のために活動しているNPO等の方々の事例紹介、さらにそれらを踏まえたパネルディスカッションが行われました。
現状の問題点として、自然再生が行われた後に持続的な維持管理を行っていくことが困難となっていることが取り上げられ、その対策として、管理を行う主体を明確にし、エコツアーや企業研修などを利用したビジネスモデルを形成していくことが必要だという意見が挙がりました。
2日目には、入間市の加治丘陵さとやま計画地において、地元里山保全活動の現場を視察しました。
実際にNPOで活動している方を中心として約10人が集まり、自然と親しむために建てられた展望台などの施設や、管理の行われた森林の様子などを見学しました。
現場を視察することで、植物の生長により施設整備が行われた時と比べて景観が変化していることや、下草刈りの行われた森林でクヌギの芽生えが育っていることなどの気づきがありました。