〜「自然と人間の学び、屋久島森林浴、青い地球の人づくり、エコビレッジ、大地が蘇る環境再生、都会からのリトリート」が詰まった、縄文杉には行かない屋久島4日間〜


『青い地球と生きる一歩』を学ぶ
屋久島スタディツアー

2025年2月21日(金)〜 2月24日(月・祝)+オンライン準備会 & フォローアップ会

地球はどうなってしまうんだろう。。
自分は何かできるのだろうか。
もしかして、人間いない方がいいんじゃないか。。

ニュースを見るたび、
環境問題について知るほど、憂う問い。

でも、そのような問いを抱きながらも
前に進んでいる人がいます。

舞台は屋久島。
屋久島には『人間がいることが自然にプラスになる』に挑戦している人たちがいます。

この旅では、その挑戦者の活動や生き様に触れ、そして『あなたの手で自然を再生させていく』4日間を過ごします。

内容には、
・自然と人間についての講習
・屋久島1000
の森での森林浴
・青い地球の人づくり体験と学び
・エコビレッジ体験と宿泊
・大地が蘇る再生技術の学び
・都会生活からのリトリート
などがギュッと詰まっています。


そして、オーバーツーリズムで一帯が荒れてしまっている「縄文杉エリアには行かない」屋久島ステディツアーです。

3人の案内人と、本当の屋久島の大自然から学び、
「あなたが青い地球にプラスになる一歩」を踏み出しましょう。

プログラム

Day0:屋久島の「青い地球と生きる」学びとツアー準備会(オンライン)

ツアーご参加者を対象に、準備会をオンラインにて開催します。屋久島がこれまで歩んで来た”自然とともに生きる道”や、現在のオーバーツーリズムなどの現状を、屋久島で活動しているナビゲーターと繋がり正しく学びます。事前に屋久島とその大自然について学んでおくことで、ツアー当日の屋久島との出会い、そしてご自身の体感を、より深いものとしていただけます。また、ツアーナビゲーターや参加者との顔合わせや、ツアーの準備やご案内(持ち物等)、ツアーに関する質疑応答などの時間もあります。

※準備会の日程や参加方法などは、ツアーお申込完了後に個別にお知らせします。
※ご参加が難しい方には「アーカイブ動画」を共有します。

Day1:屋久島の大自然と自分に出会う

まずは屋久島の大自然に出会いましょう。会場はあのスタジオジブリ映画『もののけ姫』のイメージにもなった森 ”ヤクスギランド” です。樹齢1000年を超える屋久杉たちの苔むす森と清流の中で、五感で大自然や地球を感じ、その中に生きている自分を見つめます。道中には、近自然工法(※1)を用いて再生した登山道があり、屋久島の人の「自然と生きる道」への想いと感性を肌で感じることができます。そして、宿泊施設型コモンズ(※2) Årc yakushimaに入り「地球、自然、森、自分、コモンズとの出会い」を見つめます。
 
(※1)近自然工法とは
歩きやすさを第一にする一般工法とは違い、「生態系の理解」や「景観との調和」など知識や苦労そして感性まで求められる工法です。 

(※2)宿泊施設型コモンズ「Årc yakushima」とは
自然はみんなの共有財産=コモンズであるという意識を回復し、私的所有を超えた古くて新しい所有概念を取り戻すことが、自然の再生や保護に直結すると考え、その概念を宿泊者とわかちあう挑戦をしている場所です。

〜Day1 主なスケジュール〜
13:00 集合 @屋久島空港
14:00 1000年の森歩きと森林浴 @ヤクスギランド
17:00 Årc yakushima 到着、オリエンテーション
18:00 夕食、交流タイム
宿泊@Årc yakushima

(メインナビゲーター)
森林浴ファシリテーターⓇ 石黒燈さん

Day2:青い地球と生きる教育を身体で学ぶ

「青い地球と生きる人を育てる教育」を、1日子どもになって、屋久島の子供たちと一緒に体験します。また、幼児から大人までを対象に、環境教育と地域づくり事業を行っているHub&Laboより、家庭でもできる環境教育のポイントや、事業化のエッセンスなどを学びます。また、夜の参加者同士での対話会では、「青い地球と生きる一歩」について、それぞれの見つめ方や見えてきたこと交換することで、新たな発見があります。

〜Day2 主なスケジュール〜
8:00 朝食
9:00 会場へ移動、オリエンテーション
10:00
青い地球と生きる力を考える。
・環境教育とは(子ども、学生、大人)。
・事業化ポイントについて。
12:00 昼食
13:00
・青い地球と生きていくコースの子供たちと一緒に参加
・再び、青い地球と生きる力を考える。
「教え(られ)方」「育て(られ)方」とは。
・気付きと学びの共有。
18:00 夕食 
20:00 参加者同士の対話会
宿泊@Årc yakushima

(メインナビゲーター)
Hub&Labo代表理事 福元豪士さん

Day3:自然と楽しく生きる暮らしを体験する@エコビレッジ

人間が生きていく上で最も地球に負荷をかける、食べ物とエネルギーの自給自足と循環する暮らしを目指し活動しているエコビレッジ・フィールド「aperuy。3日目はこのフィールドで一泊して、青い地球と楽しく生きる暮らしを体験します。食べるものを採る、薪で火を焚く、釜戸でご飯を作る、お風呂を焚く、すべて自然に還るトイレを経験するなど、自分で循環させる暮らしを過ごします。また、フィールドで大地が再生されていく手法を学び、人が手を入れることにより環境が蘇ることを体験します。そして夜には、満点の星空と焚き火の元で、人間が生きていくことと自然や地球との関係についてじっくり考える、貴重な1泊2日の体験です。

  〜Day3 主なスケジュール〜
8:00 朝食
9:00 エコビレッジ「aperuy」へ移動、オリエンテーション
11:00 大地と環境の再生体験(前半)
12:30 昼食
13:30 大地と環境の再生体験(後半)
16:00 薪、火焚き、風呂焚き、かまど料理体験
18:00 夕食&意見交換会(テーマ例:食とは?)
夜 焚き火と星を囲む会(※天候により変更あり)
宿泊@aperuy

(メインナビゲーター)
aperuy運営者 田中俊三さん(とご家族、インターン生)

Day4:それぞれの「一歩」をわかちあう@エコビレッジ

太古から人間を見続けてきた屋久島の大自然。その中で見つめてきた、それぞれの「青い地球と生きる一歩」をまとめ、シェアします。立場や年齢や背景の違う参加者で対話すること、自身の感じたことや考えを文字にすることで、さらにブラッシュアップされ、新たな発見があります。自分の暮らしや生き方への「持ち帰り方」を熟思する大切な時間です。

  8:00〜  
・朝食
・再生フィールドの確認
・ふりかえり対話会(近くの森での対話も可能)
11:00〜 
・シェアリング
・昼食
13:00   解散@屋久島空港

●After:フォローあっぷ会(つながりなおす対話会・オンライン)

ご参加者とナビゲーターでの、オンライン対話&フォローあっぷ会を実施します。まずは、お久しぶり〜!の会話で盛り上がりましょう。そして、屋久島で体験したことや学んだこと、また「行動の一歩」としたことが今どんな感じか、同じ時間同じ場所で太古からの自然に向き合った仲間だから話せる「対話」があります。改めて「あなたが青い地球にプラスになる一歩」を確認し、つながります。

※フォローあっぷ会の日程などは、ツアーの中でお知らせします(ツアー後1〜2か月位を予定)。
※ご参加が難しい方には「アーカイブ動画」を共有します。

ナビゲーター

田中俊三さん

東京から屋久島へ移住。持続可能な暮らしフィールド「aperuy」運営者。自然写真家。映像作家。海&山岳ガイド。※環境再生医上級。


石黒燈さん

屋久島と東京の二拠点生活。宿泊施設型コモンズ「 Årc yakushima」運営メンバー。森林浴ファシリテーターⓇ。もりの燈想び主宰。環境再生医。

福元豪士さん

屋久島出身。「青い地球とともに生きる人づくり」を多方面から探究中。NPO法人HUB&LABO Yakushima 代表理事。環境再生医上級。

環境再生医とは、「自然と人をつなげる」環境資格です(自然環境復元協会運営、環境省「環境人材認定事業」登録資格)。

●勉強会動画『青い地球が続くには、人間いない方がいい?』

ナビゲーター3名の方々と開催した勉強会の動画です(前半:活動内容と背景、後半:質疑応答)。
参加者からの厳しい質問「もし青い地球が続かないことになったら、自分の生き方に後悔しますか?」に、ナビゲーターの皆さんは何と答えたと思いますか?
3名とも「(もちろん微力だが)やれるだけのことはしているので、後悔しないと思う」です。。
このツアーでは、「こう答えられる」暮らしや生き方や考え方(&迷い方も)に出会います。

ツアー概要

●開催日時

 2025年2月21日(金)13:00「屋久島空港」集合 〜 2月24日(月/祝)13:00「屋久島空港」解散
 (3泊4日)

●会場・施設・宿泊

・ヤクスギランド
・宿泊施設型コモンズ Arc yakushima (アーク)
・エコビレッジ aperuy(アペルイ)

●参加費

95,000円(税込)

〜内訳〜
・全プログラム費(屋久島4日間、事前準備会、事後フォローあっぷ会)
・宿泊費3泊(個室 ×2泊、複数人部屋 or 1人用テント ×1泊)
・食費9回(朝食×3回、夕食×3回、昼食×3回)

・保険料(全行程)
※食事や宿泊の一部不要等の場合でも、一律上記金額となります(お支払方法は申込者へ個別案内)。
※屋久島空港までの交通は、ご自身でご手配願います。
※アレルギーや持病をお持ちの方は、お申込時にお書き添え願います。

●定員・最小催行人数募集締切

▶ 定員 12名 
▶ 最小催行人数 8名
▶ 募集締切 2025年2月7日(金)24:00  ※満席になり次第募集終了となります。

●主催・運営

▶ 企画運営 認定NPO法人 自然環境復元協会
▶ 主催 SHIFT-x, Ltd.
▶ 企画協力 HUB&LABO Yakushima、Arc yakushima、Aperuy

お問い合わせ先

自然環境復元協会 担当  石黒(いしぐろ) 
furusato_mirai@narec.or.jp

このサイト内の風景写真はイメージです。写真提供:aperuy、Årc yakushima、HUB&LABO Yakushima、もりの燈想び